TPV発電システムの現状と選択エミッター材料技術

• 中川 成人

  宇部興産（株）宇部研究所

• 柴田 耕司

  宇部興産（株）宇部研究所

書誌事項

タイトル別名

• The present state of the thermophotovoltaic system and its selective emitter materials technology
• TPV ハツデン システム ノ ゲンジョウ ト センタク エミッター ザイリョウ ギジュツ

抄録

新しい環境調和型発電システムの一つとして，高温物体からの熱放射を光電変換（PV）セルにより起電力に変える熱光起電力（Thermophotovoltaic : TPV）発電システムが注目を集めている．本システムは太陽光の集光熱，工場の廃熱や燃焼熱などの放射熱を利用でき，可動部がないため騒音が少なく，半導体をベースにした低公害設計が可能である．本稿では，TPV発電システムの現状と，要素技術の一つである選択放射型エミッターとして有望な選択放射特性を有する，希土類元素を添加したMGC材料の基本特性について紹介する．

収録刊行物

• 応用物理

  応用物理 76 (3), 281-285, 2007-03-10

  公益社団法人 応用物理学会

キーワード

• thermophotovoltaic (TPV)
• selective emitter
• unidirectional solidification
• eutectic ceramics
• melt growth composite (MGC)

詳細情報

• CRID: 1390001277355542656
• NII論文ID: 10018560252
• NII書誌ID: AN00026679
• DOI: 10.11470/oubutsu.76.3_281
• ISSN: 21882290
• ISSN: 03698009
• NDL書誌ID: 8731092
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8731092
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可