高血圧:診断と治療の進歩  I.診断と病態  3.血圧測定法  方法と問題点

  • 杤久保 修
    横浜市立大学大学院医学研究科情報システム予防医学

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タイトル別名
  • 3. Blood pressure determination: methods and problems
  • 血圧測定法 方法と問題点
  • ケツアツ ソクテイホウ ホウホウ ト モンダイテン

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抄録

聴診法は簡便ではあるが,聴診という主観に頼っており,測定条件によっては大きな誤差を伴う.また点(随時)測定であるため各個人の日常生活における血圧値を必ずしも代表していない.このため,今後の診療においては測定アルゴリズムの明確な自動血圧計を日常診療にも併用していくべきと考えられる.また家庭血圧や24時間血圧測定も活用し,1日の低い血圧(基底血圧や就眠前血圧)と高い血圧(早朝血圧)も把握して,診断や治療の目安にする必要がある.<br>

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