書誌事項
- タイトル別名
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- Usefulness of Holding Cushion in Your Arms in Bed for Luxation Prevention
- 看護研究報告 脱臼予防の抱き枕を検討して
- カンゴ ケンキュウ ホウコク ダッキュウ ヨボウ ノ ダキマクラ オ ケントウシテ
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抄録
人工骨頭置換術や人工股間節全置換術では術後合併症として脱臼の危険性があり,術後2週間は股枕などの予防策が必要である。また,股枕除去後も脱臼の可能性は残っており,患者は仰臥位のまま常に下肢を開いた状態となるため苦痛を訴えられる患者もいる。<br> 今回我々は,このような患者の苦痛を和らげることを目的に,確実な脱臼予防と安楽に寝返りを打てるような枕の作製を試みた。市販の抱き枕を使用して検討した以前の経験を基に,看護スタッフからのアンケート調査を参考に独自の抱き枕を作製した。人工骨頭置換術施行患者1例および人工股関節全置換術施行患者3例に使用したところ,患者からも良好な評価を得ることができた。また,使用例でのX線写真では,整形外科医師から有効性についての評価を受けることができた。
収録刊行物
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- 日本農村医学会雑誌
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日本農村医学会雑誌 55 (5), 487-491, 2007
一般社団法人 日本農村医学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390282679888174848
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- NII論文ID
- 130004451121
- 10018586997
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- NII書誌ID
- AN00196216
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- ISSN
- 13497421
- 04682513
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- NDL書誌ID
- 8740880
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可