プロテオバクテリアのβサブクラスにおけるポリアミン構成 : 2-ヒドロキシプトレスシンの分布 Polyamine Profiles within the Beta Subclass of the Class Proteobacteria : Distribution of 2-Hydroxyputrescine

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著者

    • 浜名 康栄 HAMANA Koei
    • 群馬大学医学部保健学科検査技術科学専攻 Department of Laboratory Sciences, School of Health Sciences, Faculty of Medicine, Gunma University
    • 齋藤 誠子 SAITO Tomoko
    • 群馬大学医学部保健学科検査技術科学専攻 Department of Laboratory Sciences, School of Health Sciences, Faculty of Medicine, Gunma University
    • 岡田 真実 OKADA Mami
    • 群馬大学医学部保健学科検査技術科学専攻 Department of Laboratory Sciences, School of Health Sciences, Faculty of Medicine, Gunma University

抄録

ポリアミン構成が未分析であったβプロテオバクテリア19種(13属)に含まれるポリアミンをHPLCにて分析し,化学分類マーカーとしてのポリアミン構成と系統分類との関係を考察した.BurkholderiaグループのBurkholderia属とRalstonia属,Comamonadaceae科のRubrivivax属とSphaerotilus属,RhodocyclusグループのRhodocyclus属とZoogloea属,および,互いに近縁のTelluria属とDuganella属,には2-ヒドロキシプトレスシンとプトレスシンが主ポリアミンとして共通して存在していた.好熱性のHydrogenophilusには,これらに加えて,スペルミジンが存在した.Neisseriaceae科のEikenella属とKingella属,および,近縁のVitreoscilla属では,カダベリンを主ポリアミンとする種,プトレスシンを主ポリアミンとする種,2-ヒドロキシプトレスシンとプトレスシンを主ポリアミンとする種,プトレスシンとカダベリンを主ポリアミンとする種,プトレスシンとスペルミジンを主ポリアミンとする種,が存在していた.2-ヒドロキシプトレスシンはα,γ,δ,ε,サブグループではほとんど検出されていないので,βプロテオバクテリアの多くの属における2-ヒドロキシプトレスシンの存在は化学分類マーカーとして有用ではあるが,すべてのβプロテオバクテリアに検出されたわけではない.Oxalobacter formigenesはTelluria属やDuganella属と近縁ではあるが,プトレスシンのほかにホモスペルミジンを含み,ポリアミン構成が特異なβプロテオバクテリウムであった.

収録刊行物

  • Microbiology and Culture Collections : official publication of the Japan Society for Culture Collections : 日本微生物資源学会誌  

    Microbiology and Culture Collections : official publication of the Japan Society for Culture Collections : 日本微生物資源学会誌 16(2), 63-69, 2000-12-30 

    日本微生物資源保存学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018601359
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10475420
  • 本文言語コード
    ENG
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    13424041
  • NDL 記事登録ID
    5666930
  • NDL 雑誌分類
    ZR5(科学技術--生物学--菌類・微生物)
  • NDL 請求記号
    Z18-1812
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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