ホシガレイの卵母細胞の最終成熟過程と排卵周期 Process of Final Oocyte Maturation and Ovulation Cycle in Captive Spotted Halibut, Verasper variegatus

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

本研究では希少資源であるホシガレイの効率的な種苗生産に資する目的で、本種の最終成熟過程と排卵周期を明らかにし、排卵周期に基づいた良質卵の獲得方法を提案した。連続的カニュレーションにより、最終成熟に伴う卵母細胞の形態的変化を調べた結果から、その発達段階を6段階に区分した。各個体におけるそれらの経日的変化から、水温8℃では最終成熟の開始から完了まで5から6日を要することが示された。同時に、排卵日を確認したところ排卵周期は約3日であった。最終成熟期の卵径、卵重の変化を調べた結果では、それらの増加は中盤に顕著に起こる卵母細胞の吸水によることが示された。定期的に搾出を行った雌からの卵の受精率を搾出しなかった雌の卵と比較したところ、前者の受精率が極めて高かったことから、カニュレーションにより排卵日を推定し、計画的搾出により過熟卵を除去することで良質卵が採取できることが示唆された。

収録刊行物

  • 水産増殖  

    水産増殖 54(4), 465-472, 2006-12-20 

    水産増殖談話会

参考文献:  20件

参考文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

被引用文献:  3件

被引用文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018710532
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    8653356
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
ページトップへ