書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Strangulated Ilens Caused by Epiploic Appendages
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抄録
今回, われわれは腹膜垂を原因とする絞扼性イレウスを経験したので報告する. 症例は手術既往のない52歳の男性で, 嘔吐を主訴に来院した. イレウスの診断で入院し, 保存的治療法で改善傾向にあったが, 入院7日目に急激な腹痛が出現したため緊急手術を行った. 術中所見は, ループ状となったS状結腸腹膜垂による小腸の絞扼性イレウスであり, 回腸部分切除術を行った. 腹膜垂による絞扼性イレウスの報告は少なく, 本邦17例目であるので, 若干の文献的考察を加えて報告する.
収録刊行物
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- 日本大腸肛門病学会雑誌
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日本大腸肛門病学会雑誌 60 (2), 100-104, 2007
日本大腸肛門病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679831694720
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- NII論文ID
- 10018714284
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- NII書誌ID
- AN00195100
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- ISSN
- 18829619
- 00471801
- http://id.crossref.org/issn/00471801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可