食道癌手術における免疫増強経腸栄養剤の有用性 Effectiveness of the Immune-enhancing Diet for Surgery of Esophageal Cancer

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抄録

目的 : 食道癌手術における免疫増強経腸栄養剤の術前投与の有用性を検討した。対象および方法 : 2000年から2004年に開胸手術を施行した胸部食道癌のうち, 免疫増強経腸栄養剤 (インパクト®) 750ml/日を術前6日間経口投与したIMN群24例と非投与の対照群28例の2群間で術後経過を検討した。結果 : IL-6の術後変動はIMN群で低い傾向を認め, CRPはIMN群で有意に低値であった (p=0.04) 。SIRS期間は腹腔鏡補助下胃管作製症例に限るとIMN群で有意に短縮した (p=0.04) 。感染性合併症はIMN群16.7%, 対照群28.5%とIMN群で減少傾向を認めた。術後在院日数はIMN群で4日短縮した (p=0.04) 。結語 : 食道癌手術における術前免疫増強経腸栄養剤投与は, 免疫能を賦活し感染性合併症を軽減することにより術後在院期間を短縮し得ると考えられた。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 31(6), 903-908, 2006-12-30 

    日本外科系連合学会

参考文献:  19件

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被引用文献:  2件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018717050
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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