12歳女児の solid-pseudopapillary tumor の1例 : 膵機能温存を考慮した腫瘍核出術について A Case of Solid-pseudopapillary Tumor of the Pancreas in a 12 Years Old Girl : Tumor Resection Using Ultrasonically Activated Scalpel

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著者

    • 高橋 直人 TAKAHASHI Naoto
    • 東京慈恵会医科大学附属柏病院外科 Department of Surgery in Kashiwa Branch Hospital, The Jikei University School of Medicine
    • 柳澤 暁 YANAGISAWA Akira
    • 東京慈恵会医科大学附属柏病院外科 Department of Surgery in Kashiwa Branch Hospital, The Jikei University School of Medicine
    • 柏木 秀幸 KASHIWAGI Hideyuki
    • 東京慈恵会医科大学附属柏病院外科 Department of Surgery in Kashiwa Branch Hospital, The Jikei University School of Medicine

抄録

12歳, 女児。平成13年10月腹部外傷後, 嘔気, 嘔吐が出現した。安静にて症状改善しないため, 近医受診した。腹部超音波検査, 腹部CT検査で膵腫瘍と診断され, 当科に紹介となった。超音波検査では低エコー帯に囲まれる境界明瞭, 内部に不規則な低エコー域が存在する腫瘍を疑わせる所見を認めた。単純CT検査では, 膵体部と密に接して, 境界明瞭な被膜を有する内部不均一なSOLが描出された。膵管造影では主膵管は下方に圧排され, 腫瘍との交通はなかった。超音波凝固切開装置を用いて, 可能な限り膵臓を温存し, 腫瘍核出術を施行した。腫瘍は病理学的にsolid-pseudopapillary tumorと診断された。術後膵液瘻から仮性膵嚢胞を生じドレナージを要したが軽快した。術後4年6ヵ月を経過したが再発兆候を認めない。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 31(6), 996-999, 2006-12-30 

    日本外科系連合学会

参考文献:  9件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018717316
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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