Physiopathology of Mycobacterium Avium Intracellulare Complex Pulmonary Disease

DOI Web Site Web Site PubMed 1 Citations 19 References
  • Fujita Jiro
    琉球大学感染病態制御学講座（第一内科）
  • Higa Futoshi
    琉球大学感染病態制御学講座（第一内科）
  • Tateyama Masao
    琉球大学感染病態制御学講座（第一内科）

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Other Title
  • 肺MAC症の病態
  • 医学と医療の最前線 肺MAC症の病態
  • イガク ト イリョウ ノ サイゼンセン ハイMACショウ ノ ビョウタイ

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近年，呼吸器疾患の臨床現場において非結核性抗酸菌症（特にMycobacterium avium complex，以下MAC症）の重要性が高まりつつある．肺MAC症の病型として，i）fibrocavitary disease, ii）fibronodular disease，およびiii）hypersensitivity diseaseの3つの型がある．臨床的にはiii）は稀であり，i），およびii）が重要な病型である．i）は主として上肺野を主体に空洞形成を示すもので，高齢者，喫煙者，あるいは塵肺など既存の肺疾患を有するものに多く認められる．ii）は主として，中年女性の中葉，または舌区を主体に発症する．画像所見として，i）の病型においては，空洞形成が，ii）の病型においては，小結節と気管支拡張が特徴的である．それぞれの病型の病態の差を反映する病理所見を解析すると，i）は肉芽腫の進行に伴う壊死形成を，ii）は肉芽腫による気管支壁の破壊を特徴とする．<br>

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