麹菌で酵素を量産 Production of Enzymes Using Koji Mold

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抄録

麹菌による酵素生産性が液体培養時に比べ固体培養で高まることは周知であったが, 昔から培養条件等を工夫することで液体培養での酵素生産性を上昇させて液体麹として利用する試みもなされてきた。しかし醸造に利用できるまでに至った例はほとんどなかった。近年, 麹菌の遺伝子レベルでの研究の進捗により, その原因が各種酵素遺伝子の発現レベルでの調節にあることが明らかにされ, 遺伝子の改変による液体培養での酵素生産性を高める試みに焦点があてられるようになった。しかし, 筆者らは用いる原料の加工処理条件を変えることで, 固体麹並みの酵素活性を有する液体麹の生産に成功した。これは, まさにコロンブスの卵的研究成果であり, 発酵産業における微生物の培養・発酵技術の重要性を改めて認識させる研究として注目されるものである。

収録刊行物

  • 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan  

    日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 102(2), 109-114, 2007-02-15 

    Brewing Society of Japan

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018756896
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10034389
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    09147314
  • NDL 記事登録ID
    8708061
  • NDL 雑誌分類
    ZP15(科学技術--化学・化学工業--醗酵・微生物工学)
  • NDL 請求記号
    Z17-416
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
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