塗料・コーティング材料の新しい流動特性評価法 New Techniques for Paint and Coating Applications

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抄録

近年,塗料・コーティング材料の多様化,高機能化に伴いその流動特性が複雑化している。このことから塗布工程管理,品質管理基準も高いレベルを要求されている。これまで塗工工程における重要な流動特性であったたれ性,レベリング性などは,経験的な判断や簡易的な回転粘度計,フローメーターなどでその特性を管理されてきた。しかしながら,これらの手法では複雑な流動現象や特異的な流動挙動を評価することは非常に困難となっている。そこで,複雑化する流動特性の評価手法として,粘弾性測定による粘弾性特性(レオロジー特性)の評価が注目されている。本測定は,本報告記載の図1のように製品の開発から塗布工程の作業条件,塗布後の品質管理に応用できるだけでなく,塗料・コーティング材料の複雑な流動特性を幅広い流動速度(せん断速度)で評価できる。また,塗布工程時の粘度変化のシミュレーションや塗布後の流動挙動の時間変化なども数値化し,管理することができる。<BR>本報告では,ドイツ国アントンパール社製粘弾性測定装置Physica MCRを用い,塗布工程時の流動挙動をシミュレーションし,その粘度変化から塗布後の重要な流動特性であるたれ性,レベリング性の新しい評価手法と,コーティング材料を紙へ塗布した後の溶媒の浸透に伴う粘度上昇の評価手法を紹介する。

In practical applications the following information is important concerning the rheological behavior of coatings : <BR>•Time depending behaviors directly after a sudden change of shear conditions. Practical use : Application behavior (thixotropy) , leveling, sagging, layer thickness.<BR>•Rheology plays an important role in dewatering processes. It is therefore interesting to analyze the dewatering process and the rheological behavior of a suspension simultaneously.<BR>This paper informs newer rheological measurement about the behavior paints and coatings. Presented is a new test method for the investigation of the thixotropic behavior.

収録刊行物

  • 紙パ技協誌  

    紙パ技協誌 60(10), 1505-1509, 2006-10-01 

    JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018784031
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00379952
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    0022815X
  • NDL 記事登録ID
    8526374
  • NDL 雑誌分類
    ZP19(科学技術--化学・化学工業--紙・パルプ)
  • NDL 請求記号
    Z17-76
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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