胸部打撲が契機となった肉芽腫性乳腺炎の1例 A Case of Granulomatous Mastitis recognized after Chest Blow

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著者

    • 櫻井 健一 SAKURAI Kenichi
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine
    • 天野 定雄 AMANO Sadao
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine
    • 榎本 克久 ENOMOTO Katsuhisa
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine
    • 松尾 定憲 MATSUO Sadanori
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine
    • 北島 晃 KITAJIMA Akira
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine

抄録

症例は32歳, 女性。約1カ月前に幼児と遊んでいて, 右胸部を打撲した。その後, 右乳房の疼痛が持続し, 同部に腫瘤を自覚するようになり当科を受診した。理学的には, 右乳房AC領域に直径6cmの, 辺縁整で, ほぼ円形の硬く可動性良好な腫瘤を触知した。マンモグラフィでは右MU領域にfocalasymmetric densityを認め, カテゴリーIIIと判定した。超音波検査では同部位に結節状で平滑な腫瘤を認めた。MRIでは直径65mmのmultilobular massとして描出され, 葉状腫瘍や乳癌が疑われる所見であった。穿刺吸引細胞診ではclassIIの診断であり, 好中球などの急性炎症細胞を認めたが, 悪性を示唆する所見は認めなかった.Core needle biopsyでは肉芽腫性乳腺炎の診断であった.結核菌染色を施行したところ, 結果は陰性であった。腫瘤摘出術を施行後, 2年あまり経過観察中であるが, 特に再発の徴候を認めていない。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 31(4), 676-679, 2006-08-30 

    日本外科系連合学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018784884
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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