Invasive micropapillary carcinoma の成分を認めた炎症性乳癌の1例 A Case of Inflammatory Breast Cancer Containing the Component of Invasive Micropapillary Carcinoma

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

症例は47歳, 女性, 閉経前。右腋窩腫瘤と右乳房腫脹を主訴に, 2002年に当科を紹介受診した。右乳房全体の発赤, 硬結と両側腋窩リンパ節腫脹あり, 針生検にて硬癌と診断され, T4d, N2, M1 (LYM), 病期IVと診断した。3回の動注化学療法後, 右胸筋温存乳房切除術と左腋窩リンパ節生検を施行した。切除標本では, 右乳腺の約50%は硬癌で, 残り約50%の乳腺と両側腋窩リンパ節にinvasive micropapillary carcinoma (以下IMPCと記す) を認めた。治療開始後11カ月で, 左乳房左腋窩リンパ節転移, 胸椎転移を認め, 左胸筋温存乳房切除術と放射線治療を施行した。左乳腺, 左腋窩および左胸骨傍リンパ節に, IMPCの組織像を認めた。治療開始後1年8カ月で肝転移が出現し, 治療開始後3年1カ月で癌性髄膜炎を併発し, 永眠された。IMPCの成分を認めた稀な炎症性乳癌の1例を報告した。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 31(4), 680-684, 2006-08-30 

    日本外科系連合学会

参考文献:  17件

参考文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

被引用文献:  1件

被引用文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018784896
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
ページトップへ