プラスチック誤飲による小腸穿孔の1例 A Case of Small Intestinal Perforation caused by Swallowed Plastic

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抄録

症例は37歳, 男性, 精神発達遅延があり福祉施設に入所中, 腹部膨満と嘔吐を認め来院した。右下腹部に腹膜刺激症状を認め, 腹部CT検査にてイレウス, free air, 右下腹部の5×4cm大の膿瘍所見を認め消化管穿孔の疑いで緊急開腹術を施行した。手術所見ではイレウス, 腹膜炎所見を認め, 膿瘍を吸引するとプラスチック性の異物が回腸を閉塞し, 同部位で異物の一部が小腸壁外に露出していた。異物を含め20cmの小腸部分切除術を行った。術後経過は良好で術後16日目に退院した。異物誤飲による小腸穿孔は比較的稀な疾患でこれまで魚骨や爪楊枝, PTP (press-through-package) によるものなどが報告されているがプラスチック異物誤飲による報告例は非常に稀であり, 若干の文献的考察を加えて報告する。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 31(4), 708-711, 2006-08-30 

    日本外科系連合学会

参考文献:  12件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018784981
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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