術中血液浄化法の有用性

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著者

    • 寺田 寛
    • 京都府立医科大学附属病院 医療機器管理部

抄録

腎不全を合併した患者に対する心臓外科手術では,合併症発症頻度,死亡率ともに高い。周術期管理での問題点として,人工心肺による溶血や心筋保護液投与および輸血を原因とする高カリウム血症,溢水による浮腫,麻酔薬の排出障害による覚醒遅延などがある。そこで,手術中に血算,電解質バランス,Ht,水分バランスをコントロールすることで術後QOL向上を目的とした術中HDFを導入した。術中HDFは,術後挿管時間,術後歩行開始日,ICU滞在日数,術後在院日数で有意に良好な結果が得られた。手術中のHDFは,早期抜管を可能とし,ICUでのCHDFを必要とせず,早期離床,早期退院につながり,腎不全患者の周術期におけるQOLを高めることができた。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology  

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 33(4), 449-451, 2006-12-01 

    The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine

参考文献:  5件

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018816130
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1020635X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    SHO
  • ISSN
    09122664
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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