深層岩盤を対象としたシーケンシャル水理試験手法の開発と適用 Methodology for reliable hydrotesting with sequential testing technique in deep borehole

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抄録

数100mから1,000m程度の地下深部に掘削されたボーリング孔を用いて実施する水理試験において,品質管理されたデータを効率的に取得し,透水性などの水理パラメータを適切に解析するための一連の手法を開発した.試験手法に関しては,試験区間の透水性に相応しい試験方法を選択するためのシーケンシャル試験手法を構築した.この手法では比較的短時間で終了するパルス試験を最初に実施し概略の透水性を把握する.その結果に基づき,より時間を要するスラグ試験や揚水試験などを順次実施する過程で,試験区間の透水性に適した試験方法を決定する方法である.また,解析手法については,現場において簡易的かつ適切に透水性を取得するため,時間微分プロットと直線勾配法を組み合わせた解析方法を提案した.<BR>開発した一連の水理試験手法を原位置のボーリング孔で適用した結果,深層岩盤の透水性を適切に取得できることが確認された.また,試験を実施しながらリアルタイムで圧力データとその時間微分プロットを確認し,これに基づいて水理パラメータの把握や試験終了の判断を行うことは,深層岩盤での水理試験を効率的に行う上で有効であることを示した.

Methodology for estimating the hydraulic parameters of the deep underground using single-hole test methods has been developed. A method of using sequential test to identify suitable test event was applied. This sequential test method is being started from pulse test to see rough estimation of permeability. Based on the permeability by the pulse test, slug test and/or pumping test followed by recovery test are carried out. The analysis method combined the pressure derivative technique with the semi-log straight line method. This test methodology was applied to a series of single-hole packer tests in granitic rock which demonstrated the efficacy of the approach. Real time plot of the test data with pressure derivative during the testing is effective for the decision of the data quality.

収録刊行物

  • 地下水学会誌  

    地下水学会誌 49(1), 17-32, 2007-02-28 

    公益社団法人 日本地下水学会

参考文献:  19件

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018861313
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10088275
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09134182
  • NDL 記事登録ID
    8734506
  • NDL 雑誌分類
    ZM44(科学技術--地球科学--海洋・陸水・火山)
  • NDL 請求記号
    Z15-140
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
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