顆粒球減少症患者

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抄録

造血器疾患や抗がん治療後に顆粒球減少 (好中球減少) 症に遭遇する機会は多く, 重症例では感染症のため死にいたることもある. そのため抗菌薬の予防的投与, 発熱性好中球減少症 (febrile neutropenia, FN) では適切な検査の後, 経験的な抗菌薬投与が薦められる. FN時の起因菌の検出率は10%以下だが, 分離菌ではグラム陽性菌の検出率が増加する一方で, 一定の割合で緑膿菌などのグラム陰性桿菌も分離される. FNでは重症感染症発生リスクが低い群と高い群に分け, 前者ではキノロン系経口薬か広域抗菌薬単剤の静注, 後者ではより強力に広域静注抗菌薬を使用する. その結果60~70%が改善する. 今後とも治療法の改善に向けて臨床研究を続けていくことが重要である.

収録刊行物

  • 日本内科学会雑誌  

    日本内科学会雑誌 95(11), 2202-2207, 2006-11-10 

    The Japanese Society of Internal Medicine

参考文献:  7件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018863727
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00195836
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    00215384
  • NDL 記事登録ID
    8580538
  • NDL 雑誌分類
    ZS21(科学技術--医学--内科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-222
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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