末端肥大症,副腎皮質腫瘍及び直腸カルチノイドを合併し,低レニン性高血圧症を呈したMEN I亜型の1例

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タイトル別名
  • MEN type I presenting hypokalemia and hypertension, complicated with acromegaly, adrenal cortical tumor and rectal carcinoid tumor.
  • 今月の症例 末端肥大症,副腎皮質腫瘍及び直腸カルチノイドを合併し,低レニン性高血圧症を呈したMEN 1亜型の1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ マッタン ヒダイショウ フクジン ヒシツ シュヨウ オヨビ チョクチョウ カルチノイド オ ガッペイ シ テイレニンセイ コウケツアツショウ オ テイシタ MEN 1 アガタ ノ 1レイ

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抄録

症例は69歳女性. 顔貌の変化, 末端肥大, 右副腎偶発腫瘍の精査目的にて当科来院し, 成長ホルモン産生性下垂体腺腫による末端肥大症, 直腸カルチノイドに機能性副腎腺腫を合併したMEN I亜型と考えられた. 副腎腫瘍を摘出後, 低レニン性高血圧が改善せずスピロノラクトンが奏功したことより, 対側副腎にアルドステロン産生性もしくは未知のミネラルコルチコイド産生性微小腺腫の存在が示唆された.

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参考文献 (9)*注記

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