慢性膵炎の最近の知見

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抄録

慢性膵炎の遺伝的素因の一つとしてPSTI (pancreatic secretory trypsin inhibitor) の遺伝子異常とアルコール代謝酵素の遺伝子多型について, さらに膵星細胞の制御による膵線維化治療の可能性について述べた. PSTI遺伝子変異の頻度は非アルコール性慢性膵炎で高く, その素因として重要である. 一方, アルコール性慢性膵炎では, アルコールの代謝速度を規定する代謝酵素の多型が組織障害に関連する可能性が考えられた. 膵臓には星細胞と呼ばれる特殊な細胞が存在し, アルコールを含むさまざまな刺激下での炎症の持続や線維化に直接関与しており, その制御が慢性膵炎の新たな治療戦略になる可能性が考えられる.

収録刊行物

  • 日本内科学会雑誌  

    日本内科学会雑誌 95(10), 2105-2111, 2006-10-10 

    The Japanese Society of Internal Medicine

参考文献:  16件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018864046
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00195836
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    00215384
  • NDL 記事登録ID
    8545836
  • NDL 雑誌分類
    ZS21(科学技術--医学--内科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-222
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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