Effects of Foot Care Intervention on Self-Care Behavior in the Patients with Diabetes Mellitus

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  • 糖尿病患者のセルフケア行動に対するフットケア介入の検討
  • コメディカルコーナー・原著 糖尿病患者のセルフケア行動に対するフットケア介入の検討
  • コメディカル コーナー ゲンチョ トウニョウビョウ カンジャ ノ セルフケア コウドウ ニ タイスル フットケア カイニュウ ノ ケントウ

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Abstract

本研究は,糖尿病患者のフットケア行動を向上させることを目的に,足潰瘍のない糖尿病患者30名に対して足潰瘍発症リスクに合わせた頻度で定期的に1年間フットケア介入を継続した.介入頻度は,足潰瘍発症リスクが低度のリスク1群:6カ月毎,中等度のリスク2群:3∼4カ月毎,高度のリスク3群:1∼2カ月毎であった.介入内容は,(1) 糖尿病と足に関する情報提供,(2) 爪切りや胼胝削りなどのフットケアを提供し,フットケアモデルを見せながら日常生活でのフットケア方法を指導するものであり,1回の介入に要した時間は約30∼45分間であった.介入の評価には,フットケア,食事,運動,血糖自己測定,服薬,禁煙のセルフケア行動を点数化するJSDSCA (the Japanese translated the Summary of Diabetes Self-Care Activities Measure)を使用した.定期的なフットケア介入後のフットケア行動は3カ月後に有意に向上し,介入を持続することにより介入開始1年後に至る間,フットケア行動の改善を維持できていた.またリスク2群の対象に対しては,3∼4カ月毎の介入が妥当と示唆された.さらにフットケア行動の副次的な効果として運動のセルフケア行動が改善した.

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