小笠原諸島父島におけるイシガキダイ人工種苗の養成 Rearing of Spotted Parrot Fish Oplegnathus punctatus to Market Size in Chichi-jima, Ogasawara Islands, Southern Japan

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抄録

小笠原諸島父島において、2003年4月から6月にかけて種苗生産した日齢68のイシガキダイ稚魚(平均体重3.6g)を254日間養成した。養成期間中の水温は20.3~29.6℃であった。餌料には、市販のマダイ用配合飼料を用い、1日1~2回飽食量を与えた。養成終了日の日齢321には平均体重659gに達した。日間給餌率と日間成長率は成長とともに減少した。養成期間中の増肉係数と増肉単価はそれぞれ1.68と362円/kg であった。養成期間中の収容密度は、日齢188までは約10kg/m3以下であったが、成長とともに高くなり、日齢215からは15kg/m3以上、日齢255からは20kg/m3以上で、養成終了日には23.5kg/m3であった。養成終了日の生残率は94.0%であったが、斃死はほとんどが日齢100までの間にみられ、日齢156以降は養成終了日まで斃死は認められなかった。以上の結果から、当地では、イシガキダイの養成はふ化後1年以内に商品サイズの430~841gに達し、本土と比較してコストパフォーマンスに有利であるため、小笠原諸島父島は本種の養成に適していることが判明した。

収録刊行物

  • 水産増殖  

    水産増殖 55(1), 65-69, 2007-03-20 

    水産増殖談話会

参考文献:  12件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018871107
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    8755981
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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