ナミフエダイ(Lutjanus rivulatus)仔魚の初期餌料としての原生動物および珪藻類 Protozoa and Diatoms as Primary Food Sources for Larvae of the Blue Spotted Snapper Lutjanus rivulatus

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抄録

摂餌実験によって摂餌開始時(ふ化後42-66時間)におけるナミフエダイLutjuns rivulatus仔魚の天然のプランクトンに対する摂食速度および摂餌選択性を調査した。1回目の実験ではL.rivulatus仔魚は、マイクロサイズの鞭毛虫類および繊毛虫類、そして珪藻類を選択的に摂餌した。特にマイクロサイズの繊毛虫類に対する摂餌速度が最も高かった。2回目の実験のL. rivulatus仔魚は、ナノサイズの鞭毛虫類に対して最も高い選択性を示した。摂餌開始時にワムシやカイアシ類ノープリウス等の大型の動物プランクトンを摂餌することが難しい魚類の仔魚にとっては、珪藻類、鞭毛虫類および繊毛虫類は、仔魚の生残を支える重要な役割を果たしていると考えられる。本研究は、仔魚がナノサイズの原生動物を通して微生物ループからエネルギーおよび栄養を利用できることを示唆した初めての報告である。

収録刊行物

  • 水産増殖  

    水産増殖 55(1), 125-130, 2007-03-20 

    水産増殖談話会

参考文献:  25件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018871298
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    ENG
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    8756313
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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