部分荷重課題に対する教示の効果

• 渡邉 観世子

  国際医療福祉大学　小田原保健医療学部理学療法学科

• 谷 浩明

  国際医療福祉大学　小田原保健医療学部理学療法学科

書誌事項

タイトル別名

• Effect of Verbal Instructions on Acquisition of Partial Weight Bearing
• ブブン カジュウ カダイ ニ タイスル キョウジ ノ コウカ

抄録

本研究の目的は，下肢の部分荷重課題において，教示方法の違いが課題の習得にどのように影響するかを確かめることである。運動課題は右下肢に体重の2/3，左下肢に体重の1/3をかけた立位をとることであった。この課題に際して，両下肢立位姿勢を開始肢位とする研究と，右片脚立位を開始肢位とする研究を行った。それぞれの研究で，右下肢へ注目させるよう教示をした群と左下肢へ注目させるよう教示をした群の2群に振り分けた。2つの研究の結果から，荷重の量よりも，荷重の方向に注意を向けさせる教示が有効なのではないかと考えられた。一方で，教示方法に左右されることなく，自身の戦略で練習を行っていた被験者の存在が明らかとなった。<br>

収録刊行物

• 理学療法科学

  理学療法科学 22 (1), 77-81, 2007

  理学療法科学学会

キーワード

• 教示
• 運動学習
• 部分荷重課題

詳細情報

• CRID: 1390001204644351104
• NII論文ID: 10018875406
• NII書誌ID: AN10472896
• DOI: 10.1589/rika.22.77
• ISSN: 24342807
• ISSN: 13411667
• NDL書誌ID: 8749621
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8749621
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/22/1/22_1_77/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2007194411
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可