Colorectal cancer and lifestyleC lifestyle related diseases

Bibliographic Information

Other Title
  • 大腸癌と生活習慣,生活習慣病

Search this article

Abstract

わが国において,大腸癌は急速に増加しているが,それには生活習慣の欧米化が関与していると考えられている.当初代表的な危険因子として脂肪,予防因子として食物繊維が想定されていたが,多くの疫学的研究の蓄積により,危険因子として肉類,予防因子として野菜·果物が確からしいとされ,さらに近年では危険因子として肥満,予防因子として身体活動がより確実視されるようになっている.肥満や身体活動が大腸発癌に関与する機序として,インスリン抵抗性を介した作用が考えられている.最近では,同じく内臓肥満によるインスリン抵抗性を基盤とすると考えられている,メタボリックシンドロームとの関連も注目されつつある.<br>

Journal

Citations (5)*help

See more

References(60)*help

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top