書誌事項
- タイトル別名
-
- Colorectal cancer and lifestyleC lifestyle related diseases
この論文をさがす
抄録
わが国において,大腸癌は急速に増加しているが,それには生活習慣の欧米化が関与していると考えられている.当初代表的な危険因子として脂肪,予防因子として食物繊維が想定されていたが,多くの疫学的研究の蓄積により,危険因子として肉類,予防因子として野菜·果物が確からしいとされ,さらに近年では危険因子として肥満,予防因子として身体活動がより確実視されるようになっている.肥満や身体活動が大腸発癌に関与する機序として,インスリン抵抗性を介した作用が考えられている.最近では,同じく内臓肥満によるインスリン抵抗性を基盤とすると考えられている,メタボリックシンドロームとの関連も注目されつつある.<br>
収録刊行物
-
- 日本消化器病学会雑誌
-
日本消化器病学会雑誌 104 (4), 509-515, 2007
一般財団法人 日本消化器病学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001206400226688
-
- NII論文ID
- 10018886038
-
- NII書誌ID
- AN00192124
-
- ISSN
- 13497693
- 04466586
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可