書誌事項
- タイトル別名
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- An increase in body weight after eradication of <i>Helicobacter pylori</i>
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抄録
近年Helicobacter pylori除菌後に,体重,BMI,総コレステロール値などが上昇するとの報告が散見される.消化管生理活性ペプチドとの関連では,除菌により胃粘膜内レプチンmRNAの減少が認められ,それはBMIの増加と相関することが認められた.血漿グレリン値はHelicobacter pyloriの感染や除菌によって影響を受け,更に,胃粘膜萎縮との関連も示唆されている.また,高度な胃粘膜萎縮症例においては,除菌により著明にBMIが増加することが認められた.除菌治療を施行する際は,除菌後の体重増加についても念頭に置き,生活習慣の改善を指導することが肝要である.<br>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 104 (3), 339-343, 2007
一般財団法人 日本消化器病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681375996160
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- NII論文ID
- 10018886252
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可