小腸穿孔を契機に診断されたT細胞性小腸悪性リンパ腫の2例

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タイトル別名
  • Two cases of primary T cell lymphoma of the small intestine diagnosed by perforated peritonitis

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抄録

小腸穿孔を契機に診断されたT細胞性小腸悪性リンパ腫の2例(28歳男性,63歳女性)を経験した.T細胞性はCD8, CD56が陽性で,潰瘍型となりやすいことより,B細胞性に比較して消化管穿孔をきたしやすい.したがって悪性リンパ腫が疑われた場合には,FDG-PET,小腸透視,小腸内視鏡検査などにより小腸の検索を行い,穿孔前に診断することが肝要と考えられた.<br>

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