若年層の機能性食品に対する食行動について On food behavior to the functional food of a class of youth

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抄録

  本論文では機能性食品に対する若年層の食行動を調査し, これらの食品の利用法の意識について考察した。<BR>  1) 調査対象者は10~20代の若者であるが, 身体が不調と考えている人が多い(73%)。<BR>  2) 身体の不調の理由として, 不規則な生活 (13.1%), ストレス (8.5%) や疲労感 (11.9%), 肩こり (7.8%), イライラ (6.2%), 疲れ目 (5.9%) を挙げている。<BR>  3) 機能性食品を利用する目的は, ミネラルの補給, 整腸, ビタミンの補給など身体の不調回復に関する用途が多い。<BR>  4) 平成18年に利用数が増加したのはビフィズス菌, キシリトール, ポリフェノール, DHA・EPAなどである。逆に, 利用数が減少したのはポカリスエットなどのスポーツドリンク, ロイヤルゼリーなどである。<BR>  5) 機能性食品の購入先はスーパー, コンビニなどが多い。平成18年には薬局での購入も増加している。<BR>  6) 購入の基になった判断基準は店頭, TV・新聞などのCMが多いが, 平成18年は簡単な飲食とか味覚など嗜好的な判断も多くなった。<BR>  7) 購入しない理由は平成6年は「必要としない」や「効果がない」が多いが, 平成10年は「食事から摂る」が多かった。平成18年には「価格が高い」ことも問題にしている。<BR> 機能性食品は, 最近, 種類も豊富になり多様化しているが, 現在新しく導入されたものもあり, 旧来のものが減少し, 新しいものへの転換が激しい。従って, 流行がある。正しい情報を伝達し, 消費者が体の健康維持, 回復にあった十分安全な食品が利用できることが望まれる<sup>9)~13)</sup>。本論文は10~20代の学生の調査で限定的とはいえ, 若年層の機能性食品に対する食行動の一端を把握できたものと考える。

  Recently, food has become very abundant, and it is now possible that food with a significant value added can be chosen from the taste for the consumer. However, youths men have become very concerned with their living habits, stress and disease. In this study, it was examined that how youth are making use of functional foods for disease recovery, and health maintenance. The awareness and food behavior by youths regarding their use and purchasing are considered. <BR>  The results include that (1)the purpose of using functional foods is for the mineral supply and intestinal disorders, (2)increasing the number of uses is for the bifidus, the xylitol and the polyphenol, (3)the purchase of functional foods is high in supermarkets and convenience stores, (4)the source of information is from TV commercials, newspapers and taste, (5)the reason for no purchase is that nutrients are missing from the meal or has no effect on bad conditions and the price of the functional food is very high.

収録刊行物

  • 日本食生活学会誌 = Journal for the integrated study of dietary habits  

    日本食生活学会誌 = Journal for the integrated study of dietary habits 17(4), 310-315, 2007-03-30 

    THE JAPAN ASSOCIATION FOR THE INTEGRATED STUDY OF DIETARY HABITS

参考文献:  13件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018908201
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11804821
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    18812368
  • NDL 記事登録ID
    8781809
  • NDL 雑誌分類
    ZE16(社会・労働--家事・家政--学術誌)
  • NDL 請求記号
    Z71-F860
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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