高齢者大腿骨骨頭下骨折に対するＣＣＳ骨接合術後に転子下骨折を来した症例の検討

• 山下 彰久

  下関市立中央病院整形外科

• 白澤 建藏

  下関市立中央病院整形外科

• 城戸 秀彦

  下関市立中央病院整形外科

• 入江 学

  下関市立中央病院整形外科

• 緒方 淳也

  下関市立中央病院整形外科

• 光安 浩章

  下関市立中央病院整形外科

書誌事項

タイトル別名

• Subtrochanteric Fracture after Cannulated Cancellous Screw Fixation of Osteoporosis-Induced Femoral Subcapital Fractures: A Report of Three Cases

抄録

高齢者大腿骨骨頭下骨折に対するCannulated Cancellous Screw（以下CCSと略す）固定術は臨床的に確立された手術手技である．術後合併症では，偽関節，外傷性大腿骨頭壊死が時に認められるものの，インプラント周囲骨折の頻度は比較的少ない．我々は高齢者CCS術後転子下骨折を3例経験した．術後転子下骨折を来した要因としては，遠位スクリューの挿入位置，挿入角度，ワッシャー非使用などの手技的要因に加え，骨脆弱性が関与したものと推察された．

収録刊行物

• 整形外科と災害外科

  整形外科と災害外科 56 (2), 179-182, 2007

  西日本整形・災害外科学会

キーワード

• 大腿骨骨頭下骨折
• 骨接合術
• CCS
• 転子下骨折

詳細情報

• CRID: 1390001204937033344
• NII論文ID: 130004460650
• NII論文ID: 10018916971
• NII書誌ID: AN00126582
• DOI: 10.5035/nishiseisai.56.179
• ISSN: 13494333
• ISSN: 00371033
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2007167616
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可