書誌事項
- タイトル別名
-
- A New Trial for Treatment of Symptomatic Accessory Navicular
この論文をさがす
抄録
【対象】5例5足(男性2例女性3例)で,手術時年齢は平均14.2歳(11~17歳),全例Veitch分類のtype 2,術後経過観察期間は平均6.8ケ月(3ケ月~1年)であった.【方法】小皮切にて径1.5mmのK-wireによるDrillingを行い,径1.5mmのPLLA thread pin 1本で固定した.後療法は術後1週で歩行ギプス固定にて荷重開始,3~4週でROM訓練開始,4~5週で全荷重歩行,6~10週間でスポーツ復帰を許可した.【結果】疼痛消失期間は平均4.4週(3~8週),スポーツ復帰可能は4例中3例,骨性癒合は4例であった.立位X線側面像でMeary角は術後3ケ月で4例に増加をみたが,有意差はなかった.【考察】Drillingに抜釘不要であるPLLAピンを併用することで骨性癒合率の向上と,10代前半のみでなく10代後半にも骨性癒合が期待できる有用な方法と考えられた.
収録刊行物
-
- 整形外科と災害外科
-
整形外科と災害外科 56 (2), 222-227, 2007
西日本整形・災害外科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679913702528
-
- NII論文ID
- 130004460660
- 10018917058
-
- NII書誌ID
- AN00126582
-
- ISSN
- 13494333
- 00371033
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可