Ｐａｃｌｉｔａｘｅｌ，Ｍｉｔｏｘａｎｔｒｏｎｅ，ＩＦＮ‐α，Ｃｅｐｈａｒａｎｔｈｉｎの併用による進行期悪性黒色腫に対する治療の試み

• 安西 三郎

  大分医科大学医学部皮膚科学教室

• 内林 義知

  大分医科大学医学部皮膚科学教室

• 佐藤 俊宏

  大分医科大学医学部皮膚科学教室

• 寺師 浩人

  大分医科大学医学部皮膚科学教室

• 高安 進

  大分医科大学医学部皮膚科学教室

• 藤原 作平

  大分医科大学医学部皮膚科学教室

• 在永 光行

  大分医科大学医学部第2外科学教室

• 中城 正夫

  大分医科大学医学部第2外科学教室

• 三浦 隆

  大分医科大学医学部第2外科学教室

• 山口 都美子

  西田厚徳病院皮膚科

書誌事項

タイトル別名

• A Trial of Chemoimmunotherapy Using Paclitaxel, Mitoxantrone, IFN-.ALPHA. and Cepharanthin for Metastatic Malignant Melanoma.

抄録

症例は50歳の女性。1995年左第2指の熱傷部位に一致して腫瘤が出現した。1996年2月左第2指切断術,リンパ節郭清術を施行した。以後10回のDAV-IFN療法を施行したが1997年3月両肺に多数の結節影が生じた。4回のDAC-Tam療法, IL-2の投与および3回の肺部分切除術を施行したが1999年11月両肺に再び転移巣が出現した。cepharanthin, interferon-α(IFN-α), paclitaxel, mitoxantroneの4剤を投与したところ転移巣は全て消退した。肺は化学療法が奏効しやすい臓器であり,治療の有効性を一元的に評価することは難しいが,これら4剤による悪性黒色腫の治療報告はなく,文献的考察を加え報告した。

収録刊行物

• 西日本皮膚科

  西日本皮膚科 64 (4), 483-486, 2002

  日本皮膚科学会西部支部

キーワード

• Dermatology

詳細情報

• CRID: 1390282679275253248
• NII論文ID: 130004474817
• NII論文ID: 10018925727
• NII書誌ID: AN00183881
• DOI: 10.2336/nishinihonhifu.64.483
• ISSN: 18804047
• ISSN: 03869784
• ISSN: http://id.crossref.org/issn/03869784
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2003027919
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可