Ａｑｕａｇｅｎｉｃ　Ｐａｌｍｏｐｌａｎｔａｒ　Ｋｅｒａｔｏｄｅｒｍａの１例

• 福島 聡

  熊本市立熊本市民病院皮膚科

• 木下 美佳

  熊本市立熊本市民病院皮膚科

• 肥後 順子

  熊本市立熊本市民病院皮膚科

• 木藤 正人

  熊本市立熊本市民病院皮膚科

• 天野 冨紀子

  天野整形外科皮ふ科医院

• 小野 友道

  熊本大学医学部皮膚科教室

書誌事項

タイトル別名

• A Case of Aquagenic Palmoplantar Keratoderma.

抄録

19歳,女性。1ヵ月前より両手を水に浸けると,手掌·指腹が約1分で著明に白色浸軟化し,腫脹感と疼痛を覚えるようになった。両手を水から出し乾燥させると上記症状は約20分で消退し,繰り返すうちに次第に手掌が角化してきた。両手の浸水試験を行い上記症状の再現を認め,いわゆる「hand-in-the-bucket」signが陽性であり,aquagenic palmoplantar keratodermaと診断した。我々が調べ得た限りでは本邦で同様の症例の報告はまだないようである。

収録刊行物

• 西日本皮膚科

  西日本皮膚科 64 (6), 693-697, 2002

  日本皮膚科学会西部支部

キーワード

• Dermatology

詳細情報

• CRID: 1390001204299192064
• NII論文ID: 10018926304
• NII書誌ID: AN00183881
• DOI: 10.2336/nishinihonhifu.64.693
• ISSN: 18804047
• ISSN: 03869784
• ISSN: http://id.crossref.org/issn/03869784
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2003143453
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可