リンパ節転移を伴った右頬部アポクリン腺癌の1例

• 根井 まり子

  久留米大学医学部皮膚科学教室

• 野元 康代

  久留米大学医学部皮膚科学教室

• 御厨 賢

  久留米大学医学部皮膚科学教室

• 黒瀬 浩一郎

  久留米大学医学部皮膚科学教室

• 名嘉眞 武国

  久留米大学医学部皮膚科学教室

• 安元 慎一郎

  久留米大学医学部皮膚科学教室

• 森 理

  久留米大学医学部皮膚科学教室

• 橋本 隆

  久留米大学医学部皮膚科学教室

• 杉原 まり

  高木病院形成外科

書誌事項

タイトル別名

• A Case of Apocrine Adenocarcinoma on the Right Cheek with Lymphnode Metastasis

抄録

26歳の男性。約半年前より右頬部に自覚症状のない径1cmの皮下腫瘤に気づき近医を受診,局所麻酔下に単純切除術を施行された。病理組織学的にアポクリン腺癌を疑われたため当科を紹介受診となった。当科初診時,右頬部に約2.5cmの術後瘢痕を認めた。術後瘢痕辺縁部より1cm離し筋膜上で拡大切除術を行った。術後約1年の経過で右側頚部リンパ節転移を認め,リンパ節郭清術および,術後化学療法として5-フルオロウラシル(5-FU)とシスプラチン(CDDP)を用いたlow dose FP療法を施行したが経過中に薬剤性と思われる肝機能障害を併発したため継続できなかった。

収録刊行物

• 西日本皮膚科

  西日本皮膚科 64 (6), 713-717, 2002

  日本皮膚科学会西部支部

キーワード

• Dermatology

詳細情報

• CRID: 1390282679275888640
• NII論文ID: 130004474851
• NII論文ID: 10018926364
• NII書誌ID: AN00183881
• DOI: 10.2336/nishinihonhifu.64.713
• ISSN: 18804047
• ISSN: 03869784
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishinihonhifu/64/6/64_6_713/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2003143457
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可