グアイフェネシ-ケタミ-キシラジン混合液による牛の完全静脈麻酔法

書誌事項

タイトル別名
  • Total Intravenous Anesthesia in Cows Using a Combination of Guaifenesin, Ketamine, and Xylazine
  • グアイフェネシンーケタミンーキシラジン混合液による牛の完全静脈麻酔法
  • グアイフェネシン ケタミン キシラジン コンゴウエキ ニヨル ウシ ノ カンゼ

この論文をさがす

抄録

キシラジ-ケタミンで麻酔導入したホルスタイン種雌成牛9頭中3頭に0.2%ケタミン溶液 (対照群), 6頭に1%グアイフェネシン-0.2%ケタミン-0.005%キシラジン混合液 (GKX群) を持続点滴投与して60分間麻酔維持した. 麻酔終了後, GKX群の3頭に総キシラジン投与量1.0mg当たりアチパメゾール0.25mg, 対照群にトラゾリン1.0mg/kgを静脈内投与した. GKX群の総麻酔維持液投与量は対照群のほぼ半量であった. 両群ともに心拍数と動脈血圧は良好に維持されたが, 呼吸性アシドーシスと低酸素血症が認められた. 平均起立時間は対照群では30分, GKX群ではアチパメゾールを投与しない3頭で63分, 投与した3頭で9分であった.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (22)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ