マイコプラズマ感染鶏におけるDot免疫結合抗体と凝集抗体の推移

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  • Responses of Dot-Immunobinding and Agglutinating Antibodies in Chickens Infected with Mycoplasmas
  • マイコプラズマ カンセン ニワトリ ニ オケル Dot メンエキ ケツゴウ コ

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抄録

SPF鶏各11羽にMycoplasma galliseptioum (MG) またはM. synoviae (MS) を接種後, 10週間にわたってDot免疫結合 (DIB) 試験法と急速凝集反応で血中抗体を測定した.MGまたはMS接種鶏では, いずれの方法でも同種抗原に対しては高い抗体陽性率が得られた.異種抗原に対しては急速凝集反応では接種後早期から中期において非特異反応が認められたが, DIB法では非特異反応は認められなかった.非接種鶏では, いずれの方法でも血中抗体は陰性であった.100倍希釈した血清を供試する時, DIB法と急速凝集反応による成績はMG抗原に対しては86%, およびMS抗原に対しては92%の一致率を示した.

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