と畜場における豚丹毒の摘発状況と分離菌の血清型および薬剤感受性

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タイトル別名
  • Detection of Swine Erysipelas and Serotypes and Antimicrobial Susceptibility of <I>Erysipelothrix rhusiopathiae</I> Isolates from Slaughter Pigs
  • トチクジョウ ニ オケル トンタンドク ノ テキハツ ジョウキョウ ト ブンリ
  • Detection of Swine Erysipelas and Serotypes and Antimicrobial Susceptibility of Erysipelothrix rhusiopathiae Isolates from Slaughter Pigs

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抄録

1984~1994年に東京都芝浦食肉衛生検査所で検査された豚3, 442, 463頭中1, 366頭 (摘発率0.04%) が豚丹毒と診断された. 内訳はと殺解体禁止142頭, 全部廃棄1, 224頭であった. 病型では関節炎型1, 184例, 蕁麻疹型145例, 疣状心内膜炎型34例, 敗血症型3例であった. 分離菌株1, 402株の96.8%は4血清型で占められ, 1a型63.0%, 1b型6.1%, 2型27.3%, 5型0.4%であった. 養豚場ごとに, 特定の血清型株が優勢に分離される傾向がみられた. 分離菌株の多くはペニシリン, アンピシリン, エリスロマイシンに高い感受性を示したが, テトラサイクリンとストレプトマイシンに対しては耐性株が認められた.

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