住肉胞子虫による豚の横紋筋病変

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  • Prevalence of <I>Sarcocystic</I> Nodules in the Striated Muscle of Slaughtered Pigs
  • ジュウニクホウシチュウ ニヨル ブタ ノ オウモンキン ビョウヘン
  • Prevalence of Sarcocystic Nodules in the Striated Muscle of Slaughtered Pigs

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抄録

1990年1月~1993年12月に, 沖縄県のと畜場に搬入された繁殖豚49, 630頭中267頭 (0.54%) の全身および一部の横紋筋に住肉胞子虫によると思われる小結節病変がみられた.病変は中・南部地域に多発し, 逐年的に増加する傾向がみられた.帯黄白色結節の内部は粘稠チーズ様あるいは砂粒状を呈し, 病理組織学的には, 中心部が石灰化あるいは壊死した肉芽腫であった.検索した105例中3例の結節中心部に死滅したS. miescherianaの変性したシスト壁が観察された.

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参考文献 (11)*注記

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