豚からの豚繁殖・呼吸障害症候群ウイルスの分離

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タイトル別名
  • Isolation of Porcine Reproductive and Respiratory Syndrome Virus from Pigs
  • ブタ カラ ノ ブタ ハンショク コキュウ ショウガイ ショウコウグン ウイル

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抄録

1992年秋~1993年夏に千葉県東北部の養豚地帯で, 母豚の発熱・食欲不振・流早死産 (ミイラ・黒子・白子を含む)・泌乳減少・空胎 (再発情), 哺乳豚の虚弱 (2~4日早産)・下痢・1~5ヵ月齢豚の呼吸器疾患・死亡等の症状が認められた. これらの病例から豚肺胞マクロファージ細胞を用いてウイルス分離を行ったところ, 8農場から豚繁殖・呼吸障害症候群 (porcine reproductive and respiratory syndrome; PRRS) ウイルスが分離された. 分離ウイルスの血清学的性状はアメリカ型に近縁であった. 分離ウイルスを用いた間接蛍光抗体法による抗体調査では, 1988年以降の血清にPRRSウイルスに対する間接蛍光抗体が証明された.

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