スルファモノメトキシンおよびオルメトプリム合剤による肥育牛コクシジウム症の治療

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タイトル別名
  • Effects of Sulfamonomethoxine Combined with Ormetoprim on Bovine Coccidiosis
  • スルファモノメトキシン オヨビ オルメトプリム ゴウザイ ニ ヨル ヒイクギュ

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抄録

コクシジウムEimeria zuerniiおよびE. bovisオーシスト排泄が認められた肥育牛 (アバデーン・アンガス種F1, 4.6~17.3ヵ月齢;29頭は1歳以上) 32頭を3群にわけ, 2群にはスルファモノメトキシン (SM) およびオルメトプリム (OR) の合剤10mg (SM 7.5mg+OR 2.5mg)/kg/日, あるいは20mg (SM 15mg+OR 5mg)/kg/日を3または5日間連続投与し, 他の1群にはSM剤 (30mg/kg/日) を単独投与した. 投薬後3または7日で62.5~66.7%の牛で下痢が治癒したが, 3群間に有意差はなく, OPG値はいずれの群においても顕著に減少した (p<0.01またはp<0.05).SM 15mg+OR 5mg/kg投与群は最高値 (95.8%) を示したが, OPG減少率に有意差は認められなかった.

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