犬の嚢腫性二分脊椎症例に対する背側椎弓切除術および皮膚洞切除術

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タイトル別名
  • Effect of Dorsal Laminectomy and Dermal Sinus Resection in a Dog with Spina Bifida Cystica
  • イヌ ノ ノウシュセイ ニブン セキツイショウ レイ ニ タイスル ハイガワ

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抄録

後躯麻痺を呈し脊髄造影およびMRIで第3・第4胸椎の嚢腫性二分脊椎症と診断された雑種犬 (雌, 1歳7ヵ月, 体重10.5kg) において, 体性感覚誘発電位 (SEP) 測定により, 患部脊髄生理的機能の一部残存が示唆された. 同部脊髄に対する減圧を目的として背側椎弓切除術および皮膚洞切除術を実施したところ, 尿失禁は残ったが, 後肢運動機能の改善が認あられ, 移動時に起立して後肢を交互に動かし, プロプリオセプションの復活等がみられた.

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