食鳥処理場における細菌汚染調査

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  • Survey of Bacterial Contamination at Poultry Slaughter Houses
  • ショクチョウ ショリジョウ ニ オケル サイキン オセン チョウサ

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抄録

ブロイラー処理場82施設と成鶏処理場31施設の食鳥と体および冷却水について, 細菌汚染状況を調査した. と体については, 大腸菌群はブロイラー処理場の86~90%, 成鶏処理場のすべての施設から, 黄色ブドウ球菌はブロイラー処理場の37%, 成鶏処理場の53~55%から, サルモネラはブロイラー処理場の18~21%, 成鶏処理場の36~48%から, カンピロバクターはブロイラー処理場の31~33%, 成鶏処理場の36~45%から検出された. これらの菌の検出率は処理時間の経過とともに高くなる傾向が認められ, 冷却水に塩素を添加している施設のと体では大腸菌群数が少なかった. ブロイラー処理場から7種成鶏処理場から12種のサルモネラ血清型が検出され, ブロイラー処理場ではS. HadarとS. Infantisが, 成鶏処理場ではS. Corvallisがそれぞれ高率に分離された.

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