犬の前十字靱帯断裂44例の山口大学術式による治療

• 中間 實徳

  山口大学農学部

• 田浦 保穂

  山口大学農学部

• 田原 秀樹

  たばる動物病院

• 中市 統三

  山口大学農学部

書誌事項

タイトル別名

• Treatment of Canine Anterior Cruciate Ligament Rupture Using Yamaguchi University Method
• 犬の前十字靭帯断裂44例の山口大学術式による治療
• イヌ ノ マエ ジュウジ ジンタイ ダンレツ 44レイ ノ ヤマグチ ダイガク

抄録

チワワ (2.5kg) およびナポリタン・マスチーフ (71kg) を含む37頭, 44患肢の前十字靱帯断裂例に山口大学術式 (YU法) 治療を応用後, 追跡調査を行った. オーバー・ザ・トップ法と異なり, (1) 筋膜紐の走行が逆方向で, (2) 関節を開かず, (3) 膝蓋骨を切除しないYU法により, 手術侵襲は少なく, 術後経過はきわめて良好で, 44例中41例 (93.2%) は正常に完全回復し, 3例 (6.8%) では歩行に異常はないが治癒に約6ヵ月を要した.

収録刊行物

• 日本獣医師会雑誌

  日本獣医師会雑誌 51 (8), 433-437, 1998

  公益社団法人 日本獣医師会

キーワード

• 前十字靱帯断裂
• 犬
• 山口大学 (YU) 術式

詳細情報

• CRID: 1390001204708765056
• NII論文ID: 10018948698
• NII書誌ID: AN00191857
• DOI: 10.12935/jvma1951.51.433
• ISSN: 21860211
• ISSN: 04466454
• NDL書誌ID: 4536251
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I4536251
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1999012210
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可