犬猫の前十字靱帯断裂症の関節外固定による治療例

• 岡本 芳晴

  鳥取大学農学部

• 南 三郎

  鳥取大学農学部

• Anderson Scott M.

  California Animal Hospital

• 石井 宏志

  杉並犬猫病院

• 山田 武喜

  亀戸動物病院

• 秋山 正士

  瀬田犬猫病院

• 松橋 晧

  鳥取大学農学部

書誌事項

タイトル別名

• Extra-articular Fixation of the Ruptured Anterior Cruciate Ligament in Canine and Feline cases Using Nylon Suture
• 犬猫の前十字靭帯断裂症の関節外固定による治療例
• イヌ ネコ ノ ゼンジュウジ ジンタイ ダンレツショウ ノ カンセツガイ コ

抄録

犬および猫の前十字靱帯断裂症に対して, フィッシング用200号ナイロン糸とスリーブを用いてOlmsteadの方法による関節外固定法を実施した.犬の2例では術後2日までに患肢を負重し始め, 1ヵ月以内に破行はほぼ消失し, 猫の1例では術後5日に患肢の破行はほとんど消失した.作製した輪の伸張率はスリーブを用いた方が用手によるより有意に低かったが, 最大引っ張り強度は両者間に差はなかった.

収録刊行物

• 日本獣医師会雑誌

  日本獣医師会雑誌 51 (3), 153-156, 1998

  公益社団法人 日本獣医師会

キーワード

• 前十字靱帯
• 猫
• 犬
• 関節外固定

詳細情報

• CRID: 1390001204707895296
• NII論文ID: 10018949323
• NII論文ID: 130004051902
• NII書誌ID: AN00191857
• DOI: 10.12935/jvma1951.51.153
• ISSN: 21860211
• ISSN: 04466454
• NDL書誌ID: 4437760
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I4437760
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1998139800
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可