うずらの腸内および糞便細菌叢

書誌事項

タイトル別名
  • Bacterial Flora in the Feces and Intestine of the Quail
  • ウズ ラ ノ チョウナイ オヨビ フンベン サイキンソウ

この論文をさがす

抄録

健康な成雌うずらの糞便を毎週1回4週間にわたり採取するとともに, 4週後に腸管各部内容を採取して細菌叢を検査した. 糞便内の通性嫌気性菌や嫌気性菌の総数は107.1から108.9個/gで, Streptococcus (Enterococcusを含む), Lactobacillus, Bifidobacterium, Eubacterium, Peptococcaceaeなどの菌数が多く, Clostridium, 酵母, Bacteroidaceaeを除き変動幅は103以内であった. 腸管各部位からの菌数は105.9から109.0個/gで, 菌数は腸管上部で少なく, Streptococcus (Enterococcusを含む), Lactobacillus, Peptococcaceaeが多かった. 盲腸・直腸内細菌数と糞便内細菌数は相関した.

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

もっと見る

詳細情報

問題の指摘

ページトップへ