犬のび漫性歯肉増殖症の1例

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タイトル別名
  • A Canine Case of Diffuse Gingival Hyperplasia
  • イヌ ノビ マンセイ シニク ゾウショクショウ ノ 1レイ

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抄録

雑種犬, 雌8歳齢に左右対称性に上顎臼歯部歯肉のび漫性増殖を認め, 歯垢・歯石を除去しルートプレーニングを行うとともに増殖歯肉の切除, 歯肉整形術を施した. 切除歯肉は病理組織学的に歯肉過形成と診断された. 切除後13カ月に歯石の沈着にともなう軽度の歯肉増殖がみられ, 術後3年では歯石沈着はさらに増加して歯肉は中等度に増殖し, 歯石沈着量が多い部分では歯肉増殖も強かった. 飼い主によるデンタルケアーは行われていなかった.

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参考文献 (12)*注記

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