尿路変更手術の手術術式とQuality of Life の検討

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  • COMPARISON BETWEEN FOUR KINDS OF URINARY DIVERSION AND PATIENT'S QUALITY OF LIFE

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抄録

尿路変更手術は浸潤性膀胱癌では治療上必要不可欠の手術であり、他臓器の癌が尿路に浸潤移転したために行う尿路変更手術もある。尿路変更術を受けた例はその管理を生涯続けるので、少しでもQuality of life(QOL)を高くする努力は医療者にとり必要である。回腸導管は長期間安全にストーマ管理が可能である。尿管皮膚瘻は無カテーテル尿管皮膚瘻術式を全例に試みているが、有カテーテルとなる症例も存在する。有カテーテル例では長期留置α型カテーテルが無カテーテルに次いでQOLが良い。またカテーテル留置例はウイング型固定盤を用いQOLを高めている。尿管ステント留置例はQOLが高く、経皮的腎瘻造設術も生命予後からは優秀な治療手段である。

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参考文献 (18)*注記

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