ストーマリハビリテーション北海道講習会受講者の現状―10年前の全国講習会調査との比較―

  • 内藤 春彦
    北海道ストーマリハビリテーション研究会 国立札幌病院・北海道がんセンター 外科

書誌事項

タイトル別名
  • PRESENT ACTIVITIES AND SITUATIONS OF THE NUERSES WHO HAD TAKEN THE HOKKAIDO COURSE OF OSTOMY REHABILITATION IN COMPARISON WITH THOSE OF THE NURSES IN JAPAN EXCEPT HOKKAIDO

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抄録

10年間にわたるストーマリハビリテーション北海道講習会受講者のアンケート調査を行い、受講生の現状と講習会の意義を検討した。受講生の65.4%は積極的にストーマケアに取り組み、74.1%がスタッフとして働き、約半数が配置転換を経験しており、この際ストーマケアを希望し配置部署をきめたものが10%前後おり、54.7%がストーマ関連の勤務場所に働いていた。所属施設でのストーマ告知は79.4%になされており、サイトマーキングはすでに受講前から行われているものが45.7%あり受講を契機に方法が変わったとの回答が多かった。ストーマ外来は56%がありで10年前の全国版調査の2倍になっていた。患者会出席、研究会出席などは全国版より大幅に悪く、北海道の特殊性と思われた。

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参考文献 (28)*注記

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