男性が受ける性的被害をめぐる諸問題 Sexual victimization among males in Japan

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著者

    • 岩崎 直子 IWASAKI Naoko
    • 大阪大学大学院人間科学研究科教育臨床心理学講座 Department of Educational-Clinical Psychology, Graduate School of Human Sciences, Osaka University

抄録

男性の受ける性的被害は, 古くから存在してきたにも関わらず, 長い間タブー視されてきた問題である。そのため被害事実の開示が難しく, 多くの被害者が, 必要なサポートも満足には受けられずにいるのが現状である。ここでは, まずこの問題に関して, 各関係分野の専門家をはじめとする社会の人々の充分な理解を得るため, 被害者のおかれている状況や付随する問題点, 被害後にみられる身体的・精神的影響, セクシュアリティの揺らぎ, 人間関係への影響などについて, 主に海外の研究報告を参考にまとめて紹介した。この問題提起をきっかけとして, 具体的なサポートへの取り組みがなされるよう, 今後の国内における啓発活動や実態調査, 相談員の研修などについても提案を試みた。

収録刊行物

  • こころの健康 : 日本精神衛生学会誌  

    こころの健康 : 日本精神衛生学会誌 16(2), 67-75, 2001-11-30 

    THE JAPANESE ASSOCIATION FOR MENTAL HEALTH

参考文献:  43件

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