精神障害者に対するイメージの変化 : 広報モニター経験を通じて

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抄録

精神障害者についての理解を得るために, 行政では住民に対し広報を行っているが, その広報が精神障害者に対する住民のイメージの変化をもたらしたかどうかを検証することはほとんどない。そこで, 高知県立精神保健福祉センターでは, センターが実施している広報 (ポスターと広報紙) をモニターしてもらい, 同時に精神障害者に対するイメージを把握する試みを行った。本研究は, 継続調査の特性を活かし, モニター経験を通じてのモニターの意識変容を捉えようとするものである。その結果, 7割弱の者が精神障害者についての考え方に変化があったと答え, イメージも変化した。モニター経験によって, 精神障害者に対する肯定的イメージはポイントを上昇させ, 否定的イメージではポイントを下降させる結果となった。このことから, 継続的な広報紙やポスターによる広報が精神障害者に対するイメージの変化をもたらす可能性があることが明らかになった。

収録刊行物

  • こころの健康 : 日本精神衛生学会誌  

    こころの健康 : 日本精神衛生学会誌 13(2), 72-79, 1998-11-30 

    THE JAPANESE ASSOCIATION FOR MENTAL HEALTH

参考文献:  5件

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