青色発光(Sr_<1-x>Ca_x)S:Cu,F薄膜EL素子の発光特性におけるH_2Sの効果(発光型・非発光型ディスプレイ合同研究会)

• 江原 摩美

  静岡大学電子科学研究科

• 袴田 新太郎

  静岡大学電子科学研究科

• 深田 晴己

  静岡大学サテライト・ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー

• 小南 裕子

  静岡大学電子科学研究科

• 中西 洋一郎

  静岡大学電子科学研究科:静岡大学電子工学研究所

• 畑中 義式

  愛知工科大学電子情報工学科

書誌事項

タイトル別名

• Effect of H_2S for Luminescent Characteristics of Blue-emitting (Sr_<1-x>Ca_x)S:Cu,F TFEL Devices
• 青色発光(Sr1-xCax)S:Cu,F薄膜EL素子の発光特性におけるH2Sの効果
• アオイロ ハッコウ Sr1 xCax S Cu F ハクマク EL ソシ ノ ハッコウ トクセイ ニ オケル H2S ノ コウカ

抄録

(Sr_<1-x>Ca_x)S:Cu,F固溶体薄膜は、固溶体蛍光体を蒸発源として電子ビーム蒸着法で作製し、ArあるいはH_2S中でラピット・サーマル・ア二ール(RTA)にて900℃でア二ールをおこなった。xの増加に伴って、薄膜のXRDのピーク位置は高角度側にシフトし、PLスペクトルのピークは短波長側にシフトした。しかしH_2S中でアニールをおこなった薄膜のPLスペクトルは長波長成分が大きくなった。このことはH_2S中のア二ールでSr欠陥によるCu^+-Cu^+ダイマー中心が生成したことを示唆している。薄膜EL(TFEL)素子をSrS:Cu,F薄膜でAr中におけるRTA法とH_2S共蒸着法で作製した。それらの色度座標はそれぞれ(0.16, 0.23)と(0.16, 0.21)であった。この結果からH_2S共蒸着をおこなうことにより、色純度の良いTFEL素子が作製できることが示唆された。

収録刊行物

• 映像情報メディア学会技術報告

  映像情報メディア学会技術報告 27.4 (0), 33-36, 2003

  一般社団法人 映像情報メディア学会

キーワード

• (Sr_<1-x>Ca_x)S:Cu,F
• 固溶体
• 薄膜
• H_2S
• PL
• EL

詳細情報

• CRID: 1390282679504580224
• NII論文ID: 110003672173
• NII論文ID: 10018990228
• NII論文ID: 110003268307
• NII書誌ID: AN1059086X
• ISSN: 09135685
• ISSN: 24241970
• ISSN: 13426893
• DOI: 10.11485/itetr.27.4.0_33
• NDL書誌ID: 6499349
• NDL書誌ID: 6468017
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6499349
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6468017
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可